たんぽぽコーヒーには以下の効果があるといわれています- 鉄分やカリウムなどのミネラルやビタミンA・Cを多く含む。
- 胃の働きをよくし、消化液の分泌を促す。
- 血液を浄化しサラサラにして、血中の脂肪やコレステロールを減少させる。
- 冷え性の改善。
- 利尿作用によるむくみの改善。
- 便秘の改善。
- ニキビなどの肌荒れを防ぐ。
●たんぽぽの根には苦味質ビタミン類があります このたんぽぽコーヒーに使用しているのは西洋たんぽぽ。日本たんぽぽでも味や効果効能には違いはありませんが、西洋たんぽぽの方が成長が早くて生産効率が高いからです。薬草の専門家に聞くと、その苦味成分であるタラキサステロールやタラキサンチンが効果を発揮するそうです。
■たんぽぽ根の苦味成分 タラキサステロールやタラキサンチンが主成分となっており、コーヒー様の独特の風味があり、ノンカフェインの嗜好品として、赤ちゃんからお年寄りまで、年齢を問わず楽しむことができます。
■一般的に知られているたんぽぽ根の効果
- 母乳分泌の促進(たんぽぽの根を折ると白い汁が出ます。このような植物は母乳分泌促進効果が高いことが経験的にも知られております。)
- 腎臓の機能強化(利尿作用)
- 肝臓の機能強化 これらは、主に苦味質ビタミン(タラキサステロールやタラキサンチン)の細胞代謝促進作用によります。また、食養的には、大変陽性であり、身体を温めます。たんぽぽコーヒーは食養生を重視する方々には欠かせない保健飲料となっております。
■たんぽぽコーヒーのお召し上がり方■コーヒーポットにティーバッグ1袋を入れて熱湯を注ぎ、お好みの濃さでお飲みください(1袋で2カップできます)。
★お湯1リットル程度に対し、ティーパック1袋でも(=少し薄めに作っても )すっきりとしておいしくいただけます。
たんぽぽコーヒーは、たんぽぽ根100%でそれ自体、ほのかな甘味もあります。ストレートティーで召し上がっても、お好みで加糖していただいてもおいしくいただけます。
たんぽぽは結石形成の体質改善に役立つ。たんぽぽ独自の適応症としては、何よりも結石形成の体質があげられます。たんぽぽは結石を作る病的素因に対して影響を与えるのです。この効果は細胞個々の代謝を高めることによって生ずると考えられるので、効果が現れるまでには相当の期間たんぽぽを飲用する必要があります。少なくとも4~8週間は治療を継続しなければなりません。治療といっても乾燥たんぽぽを茶出して朝夕2回空腹時にゆっくり時間をかけて飲むだけです。
胆石持ちの人々は、右の上腹部に不快感があるものですが、たんぽぽの長期療法をやっているうちに、この不快感がなくなってスッキリとした気分になります。胆石の疼痛発作は、起こらなくなるか、起こったとしても非常に軽減されます。たんぽぽ療法の場合、すでに出来てしまった結石を除くわけにはいきませんが、患者の苦痛がなくなり、既存の結石は現在より大きくならないという効果が認められます。
たんぽぽの慢性関節症(膝の腫れ、痛み)への適応性たんぽぽの長期療法は、代謝や内部器官の慢性疾患、ことに通風と肝臓疾患に効果的とされています。その有効成分は非配糖体質の苦味質です。全草に含まれていますが、根には特に多いのです。
たんぽぽは慢性リウマチ疾患に最も役に立つ植物の一つで、その作用点は間質組織にあります。
結石にせよ、慢性関節症にせよ、現代医療の盲点のような部分ですから、たんぽぽを試みても失うものは何一つないわけで、心当たりの方はぜひおやりなさいとお奨めする次第です。(サンラピス資料・薬学博士 山岸晃氏 講演より)